名古屋の地下鉄でラテン的な響きのアナウンスが聞えてきたら、それはポルトガル語のアナウンス。
国際化にともない全国各地の駅の案内表示に英語・中国語・韓国語の表示が見られますが、名古屋ではポルトガル語まで記されている。
名古屋市営地下鉄全線ではないものの、東山線の名古屋~伏見間と藤が丘駅の停車・到着の時には多言語アナウンスを聞くことができる。
名古屋にはポルトガル語を母国語とするブラジル人が多く暮らしているということがその理由。地元のトヨタ自動車をはじめとする自動車とその関連企業で働くブラジル人が増えたためとのこと。
こうした多言語化は2005年の愛知万博から始まっているそうです。
さすが国際都市・名古屋!
参考文献:
日本博学倶楽部『地下鉄の不思議な話』PHP文庫