地下鉄工事で遺跡発掘

セルディカの遺跡も見つかる

地下鉄の工事中には遺跡や化石や発掘されることが少なくない。

古墳やらナウマンゾウの化石やら江戸時代の遺物やら、まるで発掘現場のように出てくるらしい。

 

京都ではたびたび弥生時代や平安京の遺跡が見つかり工事が延長している。2015年の福岡の福岡市営地下鉄七隈線の延伸(天神南-博多)に伴う新駅(同市博多区祇園町)の建設工事現場で、弥生時代から江戸時代までの遺物や遺構が次々と出土している。

 

海外では、2012年に北京で地下鉄工事中に多くの遺跡が発見され工事が1年延びたと言われる。2013年にはトルコ海底地下鉄工事中にトンネルが8500年前の古代遺跡層に突入したため、工事は4年遅れとなっていた。

 

映像のブルガリアの首都ソフィアにあるセルディカの遺跡も、地下鉄工事中に発見されたもので、駅構内にも遺跡があるという。